出島病院について

院長ご挨拶

平成29年4月より出島病院院長に就任いたしました北條美能留と申します。 

前勤務地の長崎大学病院では、緩和ケアチーム、緩和ケアセンターに所属し、質の高い緩和ケアを提供するため、薬剤師、看護師、臨床心理士、リハビリテーション、管理栄養士などの方々と協力し、チーム医療を行ってまいりました。12年間の貴重な経験を長崎の地域医療に貢献したいと思っています。

出島病院は、緩和ケア病棟36床を有する病院で、長崎で貴重な伝統のある病院です。出島は西洋医学発祥の地でもあります。この出島の地で多くの専門スタッフと緩和ケアを行っていけることを幸せに感じています。がん診療連携拠点病院、在宅緩和ケアと連携を取りながら、希望に寄り添える緩和ケアの提供を行っていきたいと思います。緩和ケアは、身体的な苦痛はもとより、社会的・精神的・スピリチュアルな悩みを和らげていくことです。患者さんやご家族の希望をお伺いしながら、より良い緩和ケア、寄り添える緩和ケアが提供できるようにスタッフ一同精進していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

                       社会医療法人春回会 出島病院 院長
北條 美能留(ほうじょう みのる)