公開しなければいけない臨床研究【内科】

臨床研究に関する情報公開について

当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は通常の診療で得られた過去の記録をまとめることによって行います。国が定めた方針に基づき、対象となる患者様お一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報公開することが必要とされています。

利用する情報（お名前、検査データ、顔写真）からの個人情報は削除します。また、研究成果は学会や雑誌等で発表されますが、その際も個人を特定する情報は公表しません。

ご自身または、ご家族が利用する情報を研究に使用してほしくないと思われる場合や研究に関するお問い合わせがある場合は下記の「問い合わせ先」へご照会ください。研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはありません。

研究課題名

「顔面情報による睡眠呼吸障害スクリーニングシステム構築に関する研究」

所属

社会医療法人　春回会　井上病院　内科　

研究責任者

吉嶺　裕之

研究期間

2017年6月～2018年3月31日

研究目的と意義

睡眠呼吸障害（Sleep disordered breathing以下、SDB）の患者様を対象として顔の情報からSDBの重症度を推定するシステム構築について検討する。

研究方法

• 対象となる患者様
  

  2009年4月から2017年7月までに井上病院　睡眠センターにおいて終夜睡眠ポリグラフィー検査（PSG検査）を受けられた患者様

• 利用する情報
  年齢、性別、BMI（肥満度の指標）、出身県、症状（いびき、日中の疲労、無呼吸の指摘、高血圧の有無）PSG検査のデータ、顔写真
• 方法
  研究対象データを秘匿性が保障されているNECセキュアサイトを利用し井上病院とNEC間でデータの受け渡しを実施する。このデータを元にNEC内部で機械学習させ目的とするアルゴリズムを作成する。アルゴリズム作成が終了したら、NECセキュアサイトよりファイルを消去する。