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検査を受診する上での注意点

健康診断を受診する際の注意事項

健康診断を受診する際の注意事項は、受診項目に依って異なります。
ご自身の受診項目は、ご案内状の主な予定検査項目欄をご確認ください。受診項目に該当する検査に沿って、注意事項をご確認ください。

 

【 尿検査 】
尿検査は、健診当日の朝一番の尿を採取して受付時にご提出ください。案内状と一緒に採尿容器をお送りしますので、詳しい採尿方法は、容器の袋や同封の尿の採り方をご参照ください。
生理中の尿をご提出いただく場合には、提出時に受付スタッフにお申し出ください。

【 胸部レントゲン検査 】
妊娠中またはその可能性がある方は、レントゲン検査はご受診いただけません。(事前に、または受付の際に必ずお申し出ください)
ブラジャー・ネックレス等をつけたままや、ファスナー・ボタン・絵柄のある着衣はレントゲン撮影はできませんので、検査着に着替えて頂く際や、撮影時には外して頂きます。

【 血液検査(血糖・脂質) 】
健診当日起床後、食事はとらないでください。(たばこ・ガム等も不可) 水、白湯は朝6時まではコップ一杯程度は飲まれて構いません。
但し、午後に受診される方は、朝食は朝7時までに済ませて、昼食はとらないでください。朝食後は水、白湯は飲まれて構いません。
飴・ガム・コーヒー等の糖分を含むものは、上記と同様にとらないようにしてください。
過去に採血で気分が悪くなったことのある方は、必ず検査時に看護師にお申し出ください。
アルコール消毒で、かぶれ・発赤したことのある方は、必ず検査時に看護師にお申し出ください。

【 便検査(大腸がん検診) 】
便検査(大腸がん検診)は、2日間採取となります。採取する際は、健診の5日前よりおとりください。
保管場所は、冷暗所が望ましいとされています。長く高温の場所で放置しておくと、正しい結果が得られませんのでご注意ください。
尚、女性の方で生理中の時は採取しないでください。
基本的に、後日提出は認めていませんので、提出が必須となっている方は当日必ずご提出ください。

 

【 胃部X線検査(胃透視、胃バリウム) 】
■以下の方は原則として受けられません。事前に必ずご連絡ください。
妊娠中またはその可能性がある方
検査当日を含めて、3日以上便秘が続く方やコロコロ便が続く方
体重が100Kg以上の方
胃や十二指腸の切除手術を受けたことがある方
今までバリウム検査で気分不良や過敏反応、憩室炎を起こしたり、便が出なくなった経験のある方
腸閉塞、またはイレウスと診断されたことのある方
人工肛門の方
人工透析を行っている方

■以下の方は注意が必要ですので、検査前にお申し出ください。
食事や飲水の際によくむせ込む方、これまでに胃部X線検査でバリウムが気管や肺に入った経験のある方
手足がご不自由などで検査台の上で体を動かすのが大変な方
持病(心臓、腎臓など)で現在医師から水分制限を受けている方
当日体調がよくない方
医薬品に対して過敏症の経験がある方
血圧が高いなど、その他何らかの理由でこれまでに胃部X線検査を見合わせた事のある方

 

【 ABC検診(胃がんリスク) 】

■以下の方はABC検診を受診しても正確な判定結果が出ない為、検査実施対象外となります。事前にご確認ください。
●ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方
●食道、胃、十二指腸の疾患が強く疑われるような自覚症状がある方
●食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの治療を受けている方
●胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプ阻害薬※)を飲んでいる方(薬を服用中もしくは2か月以内に服用していた方)(プロトンポンプ阻害薬※:オメプラール、タケプロン、パリエット、ネキシウムなど)
●胃の切除手術を受けたことがある方
●腎不全または腎機能障害がある方(目安:クレアチニン値3mg/dl以上)

 

【  胃内視鏡  】

内視鏡検査で鎮静剤・鎮痛剤使用の方は、受付時間厳守でお願いします。また、お車・バイクでの来院は禁止しております。遅刻や車・バイクで来院の場合は、当日鎮静剤・鎮痛剤をご使用できないことがあります。

鎮静剤使用の内視鏡の際、指先(中指もしくは人差し指の爪)にモニターをつけ酸素濃度を測定し、呼吸状態の把握を行います。マニキュアやジェルネイルが呼吸状態観察に影響を及ぼしますので、検査当日は、濃いマニキュアやジェルネイルは、いづれかの指1本でも構いませんので外してご来院ください。

検査時の服装について、内視鏡検査では消化管に空気などを送り膨らませて、胃や大腸の内部を観察しますので、検査中だけでなく、検査後にも若干おなかが張った状態になります。
来院の際には体を締め付けるような服装や下着の着用は避けていただくようお願いいたします。

髪型やメイクなどにも注意が必要です。
内視鏡検査は左側臥位(左を下に横)で検査を行います。髪が顔にかかると検査に支障をきたしたり、ご自身の唾液などで汚れることもあります。髪が長い方は、髪留めなどでまとめていただきます。
検査中には患者さんの様態を把握するため、顔色、唇の色などを観察いたします。顔色がわかりづらいメイクや濃い口紅などは避けていただくようお願いします。

 

【 子宮がん検診 】
子宮がん検診を受けられる方は、下記、「子宮がん検診を受けられる方へ」をよくお読みの上、注意点をご理解いただき、ご受診ください。

 子宮がん検診を受けられる方へ 

 

【 マンモグラフィ検査 】
正確な検査ができるよう、以下の項目に当てはまる方のマンモグラフィの検査をお断りしております。

■妊娠中の方、または妊娠をしている可能性がある方
※撮影の際、すごくわずかではありますが、X線を使用しますので被ばくを伴います。
胎児への影響を考慮して、お断りをさせていただいております。

■豊胸手術をされている方
※撮影にリスクを伴うため、原則お断りしています。強く希望される場合は、撮影に伴うトラブル、検査精度の低下について同意をいた
だきます。必ず、検査前に申告してください。豊胸術の種類によっ
ては、撮影できない場合もありますのでご了承ください。

■ペースメーカー装着、CVポート又はV-Pシャントが入っている方
※圧迫をする際、ペースメーカー機器等への影響を考慮して、検診ではお断りをさせていただいております。

■授乳中の方、または、断乳してから6ヶ月以内の方
※授乳中の乳房は乳腺が発達していますので、マンモグラフィでは診断が難しい場合があります。
断乳してから6ヶ月ほどは、まだ乳腺の発達が落ち着いていない可能性があります。
また、断乳後6ヶ月を経過していても、乳汁の分泌が認められる場合は、マンモグラフィの装置が故障する可能性もありますので、
お断りをさせていただいております。

 

【 頭部MR検査 】
脳検査(MRI検査)は磁気による検査ですので、体内に貴金属等がある場合は検査ができないこともあります。
下記、脳MR検査説明書をよくお読みの上、注意点をご理解いただき、ご受診ください。

  脳MR検査 説明書

 

【 年齢制限 】
■下記の検査におきましては、年齢による制限があるため、検査が出来ない場合がありますのでご了承ください。
胃部X線検査・胃カメラ検査・大腸カメラ検査・鎮静・鎮痛剤使用

 

【 体重制限 】
■下記の検査におきましては検査機器の重量制限があるため、検査が出来ない場合がありますのでご了承ください。
胃部X線検査・胃カメラ検査・大腸カメラ検査・子宮がん検診

 

《 検査項目による検査実施可否判断の基準 》

 

〇:可能   ✕:不可   △:条件下

 
検査名
妊娠中
妊娠の疑い
授乳
生理中
食事制限
年齢制限
体重制限
授乳中 断乳後6ヶ月以内
放射線
胃部X線 × × △1日断乳 あり あり 74歳まで あり 100㎏未満
胸部X線 × × なし なし なし
胸部CT × × なし なし なし
マンモグラフィ × × × × なし なし なし
内視鏡
胃カメラ × × あり あり 84歳まで あり 134㎏未満
大腸カメラ × × あり あり 74歳まで あり 134㎏未満
鎮静・鎮痛剤使用 × × △1日断乳 あり あり 69歳まで なし
超音波
腹部超音波 あり なし なし
乳腺超音波 × なし なし なし
診察 乳房触診 × なし なし なし
婦人科
子宮頚がん × なし なし あり 134㎏未満
経膣超音波 × × なし なし あり 134㎏未満
MR 頭部MR × × なし なし なし
検体
尿検査 なし なし なし
便潜血検査 × なし なし なし
血液検査 あり なし なし