社会医療法人春回会 井上病院睡眠センター

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お客様の声:50代男性(H25.2 SASの音 No.56)

50代男性(H25.2 SASの音 No.56)

【スクリーニング検査について】

定期健康診断時に看護師よりスクリーニング検査を勧められました。いつもでしたら面倒で断るのですが、この時は何か感じたのかもしれません。受けさせていただきました。その結果、至急再検査をするよう勧められました。

実は最近2年ほど仕事中に急に睡魔が襲い、一瞬“フッ”と「飛ぶ」ことが何度となくありました。また、休日などパソコンを使っていると、眠気に襲われ、横になるとすぐ“落ち込み”(そのような感じです)、自分でも気づくぐらい(?)いびきをかいて目が覚めることがありました。夜中、咳き込んで起きることも2~3カ月に1回ぐらいありました。この1年は、口が異常に乾燥することが毎日でした。喉が渇くというのではなく口の中が乾燥するということです。口で呼吸していたのでしょうか。

【睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)】

検査自体は何の問題もなく受けることができました。ただ、ベッドソファーのへこみ(型がついているような感じ)が、体にフィットせず寝心地は悪く、腰が痛くなりました。

【CPAP療法】

朝からすっきりさわやかという寝起きではないですが、仕事中の昼間の睡魔はほとんど感じなくなり、一瞬“フッ”と「飛ぶ」ことも治療を始めてからは今のところありません。先日は、散髪に行きましたが、珍しく眠ることもありませんでした。これも、治療の効果なのかと思っています。器機を付けているからでしょうか、朝起きた時のすっきり感は逆にないのですが、器機を付けて寝ることはそう苦になりません。夜中か朝方かはわかりませんが、途中、息苦しくなって目が覚めて器機を取り外すことがあります。そういう時は、無呼吸の状態で酸素が急激に送られてきている時なのかなどと素人ながらに考えています。夜中、咳き込んで起きることや口の中が乾燥することは今のところはなくなりました。


他の病気を誘発する要因にもなるということなので、症状の改善には努めていきたいと思います。CPAP療法は、しばらく続けていきたいと思っています。同時に、痩せなければいけないと肝に銘じています。

ドクターから

お忙しい中、率直な感想を書いて頂きありがとうございます。咳き込んで起きることがなくなったんですね。実は慢性咳嗽の原因として最近、SASがトピックスになっています。息苦しくて覚醒するんですね。使い始めはその様な感想を述べられる方もおられますが、あまり持続する時は titration PSGを行い、治療効果および問題点をチェックしましょう。ベッドの硬さについては色んな方からご意見を頂いています。今後の参考にさせて頂きます。

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