透析室

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患者さまの希望・期待に添えるよう、万全のスタッフ体制を整えています。
当院透析室は、ゆったりと温かみのある透析室です。
また間接照明を取り入れ、目に直接照明の光があたらないようになっています。
当院には循環器の医師が常勤しており、心エコーを含め循環器ケアにも努めています。
その他フットケアなどの処置を定期的に行っており、合併症予防に努めております。

特色

●二次救急指定病院で緊急透析に対応しています。
●透析ベッド数は21床です。
●ベッドには個人用テレビを配備しております。
●透析だけでなく、眼科・形成外科・糖尿病専門外来等があり、合併症に対応しています。
●スタッフの専門性を各種研修会、院内研修等に参加し、透析の知識や技術を鍛錬しています。
また透析技術認定士などの資格取得に積極的にチャレンジしています。

治療法

HD(血液透析)
血液透析治療は体に不必要な物質(老廃物)を除去し、体に必要な物質(ブドウ糖、電解質など)を取り込み、また余分な水分を除去し、腎臓機能の一部代行を行う治療法です。

HDF(血液ろ過透析)
血液ろ過治療は、透析治療に加え、透析中に補液を行います。
補液を行いながら、その分も除水するため、透析では除去されにくい中分子毒素がよく除去される治療法です。
また、透析中の血圧が下がりにくくなったり、心臓にかける負担が血液透析よりも小さいという利点もあります。

CHDF(持続的血液ろ過透析)
CHDFとは持続的に長時間血液透析ろ過を行う治療法です。
透析などを行うとその分外へ血液が出るため血圧低下が起こるため、循環動態が不安定な重症な患者さまの場合や腎機能が悪化している場合に行う治療法です。

DFPP(二重ろ過血漿透析)
血液を血漿に分離し、病因物質を含んだ血漿は廃棄、それ以外の血漿は身体に戻し、廃棄した同量のアルブミン製剤を補充する治療法です。
適応は、肝疾患、血液疾患、膠原病、神経疾患、皮膚疾患などです。

LCAP(白血球除去・吸着療法)
血液を体外に取り出し、フィルターで活性化した白血球(リンパ球・単球・顆粒球)を除去し、浄化された血液を反対側の静脈へ戻す治療法です。
LCAPは、潰瘍性大腸炎と関節リウマチ等に対する治療法です。

GCAP(顆粒球除去・吸着療法)
血液をいたん体外に取り出して還流し、炎症の原因となる血液中の顆粒球を選択的に吸着除去および機能を変化させ、血液を体内に戻す体外循環療法(血液浄化法)です。
適応は、潰瘍性大腸炎とクローン病等です。

腹水濃縮還流
腹部より腹水を取り出し、その腹水を濃縮して腹水内にある蛋白成分やアルブミン等を点滴により身体へ返す治療法です。

 

透析日程

1クール 2クール
月・水・金 8:30~ 14:00~
火・木・土 8:30~

その他

●緊急時や夜間の連絡は095-844-1281にご連絡ください。
  当直の看護師が対応します。